ホテル清掃の業務委託契約で確認すべきポイント|業務範囲・品質・責任

ホテル清掃の業務委託契約で確認すべきポイント|株式会社ライフスタッフ

 

ホテルの客室清掃を外部に委託する、あるいは委託先を見直すとき、見落とされがちなのが「契約書の中身」です。料金や回数だけで決めてしまうと、いざトラブルが起きたときに責任の所在があいまいになり、対応が後手に回ることがあります。この記事では、ホテル清掃の業務委託契約で必ず確認しておきたいポイントを、ホテル清掃を専門とする株式会社ライフスタッフが、運営担当者の方に向けて整理します。

ホテル清掃の「業務委託契約」とは

業務委託契約とは、清掃という業務の遂行を、受託する清掃会社の裁量と責任に任せる契約です。発注者であるホテルと受託者である清掃会社は対等の立場であり、ホテル側が清掃会社の従業員一人ひとりに直接指揮命令を行うものではありません。だからこそ、「どこまでを、どの基準で任せるのか」を契約段階で明確にしておくことが、安定した品質につながります。

裏を返せば、契約があいまいなまま「これもお願い」「あれもやって」と現場で追加を重ねると、業務範囲も責任も不明確になり、品質低下やトラブルの火種になります。次に挙げるポイントを、契約書と仕様書で具体的に取り決めておきましょう。

業務範囲と品質基準を具体的に決める

まず確認したいのが業務範囲です。客室清掃のほかに、共用部・浴場・リネン交換・ゴミ回収などのどこまでを含むのか、対応する客室タイプや1日の対応室数、作業の時間帯(チェックアウトからチェックインまでの時間内に終えられるか)を明記します。あわせて、繁忙期の増室やイレギュラー対応の扱いも決めておくと安心です。

次に品質基準です。「きれいに」では人によって解釈が分かれます。仕上がりの状態をチェックリストや写真で具体化し、インスペクション(点検)の合格基準ややり直しのルールを契約に組み込みます。清掃品質を数値で管理する考え方は、目標値を契約条項として設けることでより機能します。

責任分界点・再委託・契約期間を明文化する

責任分界点は、トラブル時にこそ効いてきます。清掃中の備品の破損、利用客の忘れ物の取り扱い、クレームが発生したときの一次対応と費用負担を、どちらがどこまで担うのかを明確にします。万一の事故に備えた損害賠償保険の加入状況も確認しておきましょう。

あわせて、再委託(下請け)の可否も重要です。委託先がさらに別の業者へ再委託する場合、品質や責任の所在が見えにくくなります。再委託を認めるかどうか、認める場合の条件を取り決めておきます。さらに、契約期間・更新・解約の条件(解約予告の期間や引き継ぎの取り決め)を定めておくと、委託先を切り替える際のトラブルを防げます。

偽装請負に注意|現場への指示は受託会社を通す

見落とされがちなのが、現場での指示の出し方です。業務委託(請負)契約であるにもかかわらず、ホテル側が清掃会社の従業員に対して、作業の進め方や勤務時間などを直接細かく指示すると、実態として「派遣」とみなされ、いわゆる偽装請負と判断されるおそれがあります。これは労働者派遣法や職業安定法に関わる問題で、発注者側にもリスクが及びます。

これを避けるには、日々の指示や要望は清掃会社の現場責任者を通して伝え、清掃会社が自社の従業員を管理・指揮する形を保つことが大切です。契約書でも、指揮命令の系統と現場責任者の配置を明確にしておくと安心です。適正な委託の形を保つことが、結果としてホテルと清掃会社の双方を守ります。

ホテル清掃の委託先選び・契約の見直しはライフスタッフへ

株式会社ライフスタッフは、全国14エリアでホテル清掃を手がけており、業務範囲や品質基準を明確にしたうえでの委託をご提案しています。これから委託を検討される方も、現在の契約内容に不安がある方も、御館の運営に合った形を一緒に整理します。お気軽にご相談ください。

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