共用部の清掃が宿泊体験の印象を左右する
ホテルの清掃といえば客室清掃が中心に語られがちですが、宿泊客が最初に目にするのはロビーやエレベーターホール、廊下といった共用部です。チェックイン時に目に入るロビーの床の汚れ、エレベーター内の手垢、廊下の照明の曇り。こうした「小さな見落とし」が積み重なると、施設全体の清潔感に対する評価を下げてしまいます。
OTAの口コミでも、客室の清潔さに加えて「館内がきれいだった」「共用部の清掃が行き届いていた」といったコメントは好意的な評価につながります。逆に、客室は満足でも「廊下にゴミが落ちていた」「トイレが汚かった」といった指摘は、総合評価を下げる要因になります。
見落とされがちな共用部の清掃ポイント
共用部の清掃で品質が落ちやすいのは、日常的に人の目に触れているにもかかわらず、清掃の優先度が低くなりがちな場所です。
エレベーター内のボタンパネルや手すりは、多くの宿泊客が触れる高頻度接触面です。指紋や手垢が目立ちやすく、衛生面でも気にされるポイントですが、定期清掃のサイクルに入っていないケースがあります。
廊下のカーペットは、客室清掃に集中するあまり掃除機がけの頻度が下がりやすい場所です。シミや汚れが放置されると、じわじわと劣化が進みます。
パブリックトイレは、客室内のバスルームと比べて清掃頻度が低い場合があります。特にチェックアウト後の混雑時間帯は汚れやすく、清掃のタイミング管理が重要です。
ロビーや玄関まわりのガラス面も見落としがちです。指紋や水滴跡は自然光で目立ちやすく、第一印象に直結します。
共用部の品質を上げるための3つの改善策
共用部の清掃品質を安定させるには、仕組みで管理する必要があります。
1つ目は、共用部専用の清掃チェックリストを作成することです。客室清掃のチェックリストは整備されていても、共用部のリストがないというケースは珍しくありません。場所・項目・頻度・担当者を明確にしたリストを作り、日次・週次で確認する運用を取り入れましょう。 |
2つ目は、清掃担当を分けることです。客室清掃と共用部清掃を同じスタッフが兼務すると、客室の仕上がりに追われて共用部が後回しになりがちです。可能であれば共用部の担当者を固定し、時間帯を決めて巡回する体制を組むと品質が安定します。 |
3つ目は、清掃業者に共用部も含めて委託することです。自社スタッフだけでは手が回らない場合、共用部の清掃を外注することで客室清掃に集中できます。外注先が共用部の巡回清掃に対応しているかは、契約前に確認しておきましょう。 |
客室と共用部を一括で任せるという選択肢
客室清掃と共用部清掃を別々の業者や体制で管理すると、責任の所在があいまいになりやすくなります。「この汚れは客室担当の範囲なのか、共用部担当の範囲なのか」といった境界線の問題が生じるからです。
株式会社ライフスタッフでは、客室清掃だけでなく共用部の巡回清掃も含めた一括対応が可能です。清掃範囲を明確にしたうえで、チェック体制まで含めてご提案しています。共用部の品質改善にお悩みの際は、お気軽にお問い合わせください。
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