「清掃不備」のクレームを減らす!インスペクション(点検)で見落としがちな5つのチェックポイント

はじめに:完璧に見えても「お客様」には見えてしまう汚れ

ホテルや宿泊施設の運営において、もっとも恐れるべきは「清掃不備」によるクレームです。SNSや口コミサイトが普及した現在、たった1本の髪の毛、わずかな水垢が施設の評判を大きく下げる要因になりかねません。 清掃スタッフが一生懸命作業をした後でも、インスペクター(点検者)がチェックを行う際、どうしても「作業者の目線」になってしまい、見落としが発生することがあります。お客様は「くつろぐ」ために部屋を利用するため、作業者とは異なる低い視点や、ふとした瞬間の角度で汚れを発見します。 今回は、インスペクションの精度を高め、クレームを未然に防ぐために特に注意すべき「見落としがちな5つのチェックポイント」をご紹介します。

ホテル清掃|株式会社ライフスタッフ

1. バスルームの「ドア上部」と「シャワーカーテンの裾」

バスルームは清掃の最重要エリアですが、目線の高さにある鏡や蛇口の輝きに気を取られがちです。しかし、お客様が入浴中にふと見上げるのが「ドアの上部(枠)」や「換気扇周り」。ここにはホコリが溜まりやすく、湿気で固着していることが多いです。 また、シャワーカーテンの「裾」のピンク汚れ(赤カビ)も見落としがちです。乾燥状態では見えにくくても、濡れると浮き出てくる汚れもあるため、裾を広げて裏側まで目視確認することが必須です。

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2. ベッドサイドの「パネル裏」と「コンセント周り」

ベッドメイキングが美しく仕上がっていると、その周辺のチェックが甘くなりがちです。しかし、現代のお客様は枕元でスマートフォンを充電するため、ナイトパネルやコンセント周りを至近距離で見ることになります。 特に注意したいのが、パネルのスイッチの隙間のホコリや、コンセント内部の汚れです。また、ベッドフレームと壁の隙間に前の宿泊客の落とし物やゴミが挟まっているケースも散見されます。ここは必ずライトを照らして確認すべきポイントです。

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3. リモコン・電話機の「ボタンの側面」

テレビのリモコンや客室電話機は、必ずアルコール拭き上げを行っているはずです。しかし、表面は綺麗でも「ボタンの側面」や「ボタンと本体の隙間」に手垢やホコリが残っていませんか? お客様がリラックスしてテレビを見る際、手元のリモコンの汚れには非常に敏感になります。特に黒色のリモコンは皮脂汚れが目立つため、自然光だけでなく照明を当てて角度を変えて確認する必要があります。

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4. クローゼットの「棚の上」と「ハンガーの向き」

クローゼットは、ハンガーがかかっていればOKと判断しがちですが、長期滞在のお客様は棚の上に帽子やバッグを置きます。その際、棚の上にうっすらとホコリが積もっていると、大切なお荷物を汚してしまいます。 高い位置にある棚は、チェッカー自身が手を伸ばして「指触確認」を行うのが確実です。また、ハンガーの向きが不揃いだと、それだけで「雑な印象」を与えてしまいます。清掃品質は「清潔さ」だけでなく「整頓の美しさ」でも判断されることを忘れてはいけません。

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5. 「臭い」のリセット確認

視覚的な汚れはチェックできても、意外と見落とすのが「臭い」です。清掃直後は洗剤の香りで誤魔化されがちですが、時間が経つと排水溝からの臭いや、カーペットに染み付いた臭いが戻ってくることがあります。 インスペクションの最後には、一度部屋の空気をフラットな状態で確認するため、入室直後の「第一印象の臭い」を意識してください。空気清浄機のフィルターメンテナンス状況も合わせて確認が必要です。

 

 

インスペクションは「粗探し」ではなく「品質の保証」

これら5つのポイントは、いずれも「使ってみて初めて気づく」場所ばかりです。インスペクションの目的は、スタッフのミスを責めることではなく、次のお客様に快適な空間を保証することにあります。 チェックリストを機械的に埋めるのではなく、「自分自身がこの部屋に泊まりたいか?」という視点を持つことが、クレームゼロへの近道となります。ぜひ明日の点検から、この5つのポイントを意識してみてください。

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